【実家じまい】見て見ぬふりはもう終わり。お正月の帰省で話したい、未来のこと。

【実家じまい】見て見ぬふりはもう終わり。お正月の帰省で話したい、未来のこと。
基礎知識

「この実家、将来どうなるんだろう?」

年末年始、久しぶりに帰省した実家。

家族の笑顔に安心する一方で、ふと、そんな現実的な不安が心をよぎる…。

あなたにも、思い当たる節はありませんか?

「親もまだ元気だから大丈夫」
「相続の話なんて、きょうだいと揉めそうで気まずい」


そうやって、つい先送りにしてきた実家の未来。

ですが、実は家族が揃うお正月の温かい団らんこそ、「実家じまい」という大切な課題を解きほぐす絶好の機会なのです。

◆なぜ「今」話すことが大切なのか

【実家じまい】見て見ぬふりはもう終わり。お正月の帰省で話したい、未来のこと。

思い出が息づく大切な実家も、誰も住まなくなれば、管理や税金の負担を伴う「空き家」に変わります。


放置された家は、やがて倒壊などの危険から「特定空き家」に指定される恐れがあります。

そうなれば、固定資産税の優遇が受けられず、税額が最大6倍【注釈1】に跳ね上がることも。

【注釈1】固定資産税が「最大6倍」になるカラクリ
通常、家が建つ土地の固定資産税は「住宅用地の特例」で最大1/6に割引されています。しかし、管理されず危険だと判断された空き家(特定空き家・管理不全空き家)は、この割引が適用されなくなります。その結果、割引前の税額に戻るため、実質的に土地の税金が最大6倍に跳ね上がってしまうのです。 ※建物と合わせた納税総額では3〜4倍程度の負担増になるのが一般的ですが、いずれにせよ家計への影響は甚大です。



さらに深刻なのは、親御様の判断能力が衰えてしまった場合です。


意思確認ができなくなると、家の売却はおろか、リフォームさえも非常に困難になります。

そうなってからでは、選択肢が大きく狭まってしまうのです。

「親が元気なうちに」、家族みんなで想いを共有しておくこと。

それが、未来のトラブルを防ぐ何よりの「お守り」になります。

◆気まずくならない。「未来の話」を始める3つのコツ

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とはいえ、お金や相続の話は繊細なもの。

深刻な「会議」ではなく、前向きな「未来の話」として場を温めるのが成功の秘訣です。

 

1. きっかけは「思い出話」から 

食後にお茶を飲みながら、「この家も古くなったね。思い出がたくさんあるからこそ、この先どうするのが一番いいか、みんなで話しておきたいな」と、ポジティブな雰囲気で切り出してみましょう。

 

2. 主役は「親」。

まずは聴くことに徹する いきなり「売る」「貸す」と切り出すのは避けたいところ。「お父さん(お母さん)は、これからどんな風に暮らしたい?」と、まずは親御様の希望にじっくりと耳を傾けましょう。その想いを土台にすることで、話し合いはぐっとスムーズになります。

 

3. 一度で決めない。

ゴールは「想いの共有」 家族間で意見が違っても、焦る必要はありません。このお正月の目標は、結論を出すことではなく、「みんなで現状とそれぞれの想いを共有すること」。それだけで、未来に向けた大きな一歩です。

◆想いがまとまったら、プロの出番です

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話し合いの中で、「将来は売却も考えたい」「実家じまいも視野に」といった方向性が見えてきたら、ぜひ一度、私たち不動産のプロにご相談ください。

「うちの実家の価値は、今どれくらい?」
「貸す場合と売る場合、税金や手続きはどう違う?」

そんな疑問や不安に、専門家の視点から具体的にお答えします。

ネットの情報だけでは分からない、ご家族の状況に合わせた最善の道を一緒に探すのが私たちの仕事です。


温かいこたつの周りで交わされる言葉が、未来の家族を守る一番の資産になるかもしれません。


このお正月が、皆様にとって、安心できる未来への素晴らしいスタートになることを心から願っています。

施工事例